歩み寄り

実行委員長殿と電話で約45分ほど議論。
「t_fujiは過去に何度か練習に穴をあけた前科がある。今は執行猶予の身だ。今度はみんなを迷わすことがないようにして欲しい」というのが彼の主張。


もちろん好きで穴をあけている訳ではないが事実は事実だし、そのことでメンバーを不安にさせてしまったことがあるというのもその通りだろうと思う。それをもって執行猶予期間中であるというとらえ方に異議を差し挟むつもりはない。そこにかかるワタシへの信頼というものについては、これからのワタシの行動でそれを築いていかねばならないという自覚はある。
そんなことは誰よりも自分が一番よくわかっている。
だが、ワタシの素直でない性格(笑)は「t_fujiに期待しているから敢えてイヤらしい言い方をしているんだ」という委員長殿の言葉を、まだ?額面通りに素直に自分の中に取り入れてはいない。これには時間が必要であろう。必ずしもワタシだけのモンダイではないのだから。


そしてもうひとつ、時間がかかりそうなこと。
「メンバーを迷わさない」ということに関しては、ワタシのスタンスを受け入れてもらえるまでに相当の時間が必要になりそうだ。
(彼と他メンバーにともに同等の時間を要するかどうかはわからないが)
指揮者とメンバーが終始主従の関係にあるような音楽など作りたくはない。そうならないためにメンバーを迷わすことが必要と感じたときには、それこそ迷わずに迷わせる。考えさせる。自分なりの答え(正解ではなく)を各自が持つまで。これは譲らないしすげ替えない。
ただ、足下を見つめ直すことは必要なようだ。これは彼の言葉から改めてそう感じた。


足下を確かめ、そして、うつむかずに胸を張って理想を見上げていきたい。