経験

有馬記念は、大本命のディープインパクトを抑えてハーツクライが優勝。
全日本フィギュアスケート選手権村主章枝選手が優勝。来年のトリノ五輪代表には、村主章枝選手、荒川静香選手、安藤美姫選手の3人が選出された。


ハーツクライは今年?のG1レースで2着が3回、「シルバーコレクター」と言われていたそうだ。騎手のC・ルメール騎手に至っては2着が5回。
で、このレースではルメール騎手が考えに考え抜いた末、今までのレース運びのパターンを変えて挑み、ハーツクライもまじめにこれに応えて先行し、最後まで逃げ切った。
一方、村主章枝選手はトリノ五輪代表候補5選手の最年長。9月に足にけがをして2ヶ月のブランクができてしまい、練習を再開したときには「2ヶ月間がこんなに大きいものとは」と自分で感じたそうな。でも、演技をテレビを見ていたが、他のどの選手よりもクリエイティビティに溢れていたと感じた。


無敗で有馬記念に挑んだディープインパクトも、今季シニアデビューして、ポイント数でトップだった浅田真央ちゃんもスゴいと思うが、ベテランには経験を重ねた強みがある。
年末のこの日、齢を重ねることの意味を2つのスポーツで感じた。