いまをつくるもの

朝の出勤前、トリノ五輪フィギュア男子シングルの高橋大輔選手の演技をライブで見た。


ジャンプを何回失敗しただろうか。
でも、最後まで滑りきった。
後半では観客も手拍子で彼を後押しした。


24人中最後の演技ということや、前の選手の採点時間が長引いたり…といった状況の中で、何度もミスをしながらも、素人のワタシが見ても
「いや…これ、ノーミスだったらスゴいことになってたんじゃないか」
と思わせるパフォーマンスだった。


わずか数分のことなのに、演技の終盤では、見ながら涙が出ていた。
それは、この短い時間の中で、彼の何年もの思いが表現されていたからかも知れない。


高橋選手に大きな拍手と感謝を贈ります。