6th concert

自分で作成した当日進行表では、ワタシの会場入り時間を10時30分としていたが、それより1時間早く会場に到着し、当日のホール担当スタッフさんと変更点などの打ち合わせを済ませた。
(ホール一番乗りだけは他の人〜特に実行委員長殿〜に譲りたくなかった、という思いもあったが)
早く行ったので、ちょうど良い時間に打合せを終えることができ、また、ピアノ調律担当者とも挨拶ができた。また、録音のお願いをした後輩くんも早々と10時15分過ぎには到着した(渋滞にはまるといけないと思い早めに出てきてくれたとのこと…感謝)ので、余裕をもって機材搬入と状況確認ができ、まずは幸先の良いスタート。


メンバーは10時30分前後から三々五々到着(集合時間は11時20分としていたが)。
早くお越し頂いた方々へは、当日配付プログラムに急遽挟み込むことになったチラシのセットを依頼。
それ以外では、食事を済ませる人、楽譜をつくる人(いまごろかよ!…笑)などそれぞれの時間を過ごしつつ、11時25分頃から活動開始。
舞台上の山台セット、ピアノや各自の立ち位置確認、照明確認などを経て、予定より少しだけ早くリハーサルをスタート。
実に良く響くホールだが、逆に、だからこそ音の強弱をしっかりつけないと平坦なフレーズにしかならなくなることが徐々にわかってきた。こうした実感は、普段の練習会場などの環境によるところも少なくないであろう。
先輩指揮者の指摘もあり、いくつかの曲ではその意図をしっかりと実現できるメドが立った。


各ステージのリハはほぼすべてオンタイムで進行。しかし、余裕を見たつもりだったが、思ったよりも時間がない印象。
リハーサルの間に、受付回りをお願いする先輩、後輩に段取りを説明し、影アナを担当いただく方に原稿や状況を説明。
最後のアンコールの演出は想定よりも手間取ったが、トータルでは何とか時間内に収まった。


そして、予定通り15時30分に開場し、16時ちょうどに開演。


オープニングの「野ばら」は、袖で音取りをしておき、舞台上ではそのままスッと歌い始めた。
この歌だけは全員のDNAに音が刻み込まれている。
続く1ステは、後輩指揮者君のタクトに何度かヒヤッとしたが、大崩れはせずに終了。


2ステは、最初の「そうらん節」がビシッと決まった。続く「五木の子守唄」も悪くはない。
3曲目の「牛追い唄」。合唱人生ン十年?で初のソロ(滝汗)は、ガッチガチに緊張し、1ヶ所だけチラツと間違えてしまった…ウ〜ン、ここだけは悔いが残る。このホールであと3回リハができれば(笑)。
4曲目の「最上川舟唄」は一番歌い慣れていることもあり、かつ、以前までの歌い方以上に最後の accel もグイグイかかってスカッと終了。


2ステを終えて休憩に入り、楽屋の時計を見たら16時41分!
何と、ワタシの進行表とピッタリ一致!!
我ながら素晴らしい!!!
ざまー見ろ(笑)。


休憩中の余興ミニステージを経た3ステでは、「壁きえた」での先輩指揮者のバリトンソロが秀逸だった。ステージ後ろで聴いていても鳥肌が立った。
(後で嫁さんも「スゴかった。カッコ良かった。」と絶賛していた)
でもまぁ、3ステのトピックスはこれだけかな(笑)。
ちなみに、“夏をイメージする自由な服装で”ということで各自臨んだが、聴きに来てくれた気の合う後輩くんとそのお友達は、「t_fujiさんは石田純一みたいで一番爽やかだった」とワタシの格好を評してくれた。どうも誉められているのかどうかよくわからないコメントだ(笑)。


最後の4ステは、個人的には可もなく不可もなく、といったところ。正直、入れ込むほどの魅力を感じない曲だったし。


でも、その後のアンコールとエンディングの演出(「自転車でにげる」という歌で、最後に舞台の上手から下手に自転車を走らせ、その自転車を追って全員はける)は思ったよりもウケたようだ。撮影をお願いしていたカメラマンさんは、思わず吹いてしまってシャッターチャンスを逃してしまったらしい(笑)。
そして、舞台をはけたその足で全員ホワイエに移動してお客様をお見送り。入場者は150名様には届かないくらいか。


ホワイエでの歓談中に時計を見たら、17時45分過ぎ。
ステージは少し早く進行したが、それでも進行表上と5分は違わなかった。
我ながら良く読めた。よしよし、エラいぞ自分 (^o^)


そして、18時頃から後片づけ開始。
山台を崩し、着替え、録音媒体を受け取り、ホールの付帯設備使用料を支払い、昨晩搬入してエンディングで活躍した自分の自転車(笑)に乗って近くの楽器屋さんに行き、借りたトライアングルを返却して…これにてすべて終了。




鶯谷の打上げ会場までゆっくりと自転車をこいでいると、回りは三社祭りで大賑わい。
威勢良く町みこしが揺られていたり、あちこちで酒盛りが始まっていたり。
ちょっと1人で充実感を味わった。


そして…ここから先は、ただひたすら飲む(笑)。
家についたのは、翌日の朝刊が配達されるような時間だった(爆)。