昨日とは違う思い

夕方、ショートステイ先にお義母さんを訪ねた。
顔は昨日の傷がまだ痛々しく残っているし、歩く姿は弱々しかったが、思ったよりも元気そうだった。


昨日お義母さんを病院に連れて行った主任さん(といっても若い男性だが)は、状況を説明しながら涙ながらに「こんなことになってしまって…」と言葉少なに詫びてくれた。また、本来ならば今日退所する予定だったが、1週間後に抜糸するまで滞在を延長する措置を取ってくれることにもなった。
立場上明確に非を認める訳にいかないことは理解できるし、誠意は充分に受け取った。本当に大変な仕事だと思う。


昨日とは違う複雑な思いを抱いて、施設を出た。
いずれにしても、お義母さんのケガが静かに回復して欲しいと思う。