時を切り取る

記念誌の素材にと、学校に保管されている過去の演奏会等の写真を送って頂くよう、1週間前に母校グリー顧問の指揮者先生にお願いを差し上げた。


そして今日、アスクルの段ボールが職場に届いた。
中には、紙袋に一杯の写真が入っていた。


写真の多くはスナップで、撮影日時の記録がない。裸で茶封筒に突っ込んであるものもある。
アルバムに整理するのを億劫がった結果、放置された写真をかき集めて袋詰めしたようにも見える。


これが彼にとっての50年なのか…




いま、職場を出て、プロジェクト分科会メンバーとの打合せに向かいながら、涙が止まらない。
本当に悲しい。
この50年は、OBと現役1人ひとりにとってかけがえのない年月でもあるというのに。


いま、ワタシがやっていることは何なのだろうか…?