時間と距離

夜9時頃、仕事帰りで自宅の最寄り駅を降りたら、路上ライブをしていた若い女性がちょうど曲を歌い終えたところでした。
その後、彼女はマイクを手に話し始めたのですが、頬に雨がポツリと落ちてきたこともあり、そのまま通りすぎました。
自主制作のCDを何人(何百人?)かの人たちが購入してくれたらしい事が、遠ざかり際に聞こえました。


自分の作ったもの、自分のパフォーマンスが、百人単位の人たちに評価される…考えてみれば、素晴らしいことです。
時には、頭数や売上というものを頭の中から追いやって、それを実際に使う1人の人の生活と感情に想いを馳せてみる…この距離感を自分でコントロールできるといいなぁ、と感じます。