広がる影響

今しがた帰宅した上の娘に「文化祭、大丈夫か?」と聞いたところ、「在校生だけでやることになった」との返事。生徒の家族もNGということらしい。
開催は来週末だが、インフルエンザの猛威を受けて早めに決断をしたということだろう。


娘の学校では高3生の一部クラスで模擬店を出すことができ、それを楽しみにしている子もいるのだが、学校からは「売る量を減らすように」とのお達しがあったとのこと。確かにお客が激減するのだから(娘の学校は例年2日間の開催で約8,000〜9,000名の来場者がある)当然のことではあるのだが、すでに材料を購入してしまっているクラスもあるらしく、赤字は必至。
模擬店を出すにあたっては、材料費、売価、販売数、調理の段取りなど事前に計画を立て、文実(ぶんじつ:文化祭実行委員会)と学校の審査をパスし、クラス全員の髪型(茶髪などNG)や体調(全員が検便をパスしなければならない)にも注意を払い、事前に試食会も行われるなど数々のハードルをクリアしなければならない。なので、ここにきての規模縮小は何ともツラいだろうと思う。


朝の時点で、高校グリーOBで母校の兄弟校の教師をしている同期に下の娘の学校の文化祭中止の件をケータイメールしたところ、彼の高校では今週末に予定通り文化祭を開催するそうだが、同じ埼玉県内では文化祭後に学校閉鎖になる学校が続出しているらしく、心配が絶えない…という旨の返信がかえってきた。
どの学校でも、対策と運用に腐心しているようだ。