日常の延長として

午前中、嫁さんの従兄弟が久しぶりに来てくれたので、近所の親戚のおばさんとご一緒に車でお義母さんの老健までご案内した。
久しぶりにお会いしたお義母さんは、先日差し歯が数本抜けて口元の人相が少し変わってはいたものの、思ったよりもしっかりと車いすに座っておられた。
お昼が近かったが、職員さんに声をかけて、車いすを押して1Fロビーまで降り、おばさん、従兄弟くん、嫁さん、ワタシ、少し遅れて来た上の娘の5人でお義母さんを囲んで座った。
お義母さんはワタシの顔を見て声を出して笑ってくれたが、おばさんと従兄弟くんには反応はしなかった。ただ、我々が前でお互いに会話をしていると、時折声を出して反応していた。そのうちに眠くなってきたのか、眼がトロンとしてきたので、15分ほどで元のフロアに戻り、先に来ていたお義弟くんに預けて戻ってきた。
時々はこんなふうに何人かで会いに行けば、お義母さんも心の隅で喜んでくださるのだろうと思う。