声は体を表す?

夕方にキリよく仕事が終わった(終わらせた?)ので、赤坂の美容院に電話を入れてみたらOKとのことで、帰りに立ち寄った。
(最近何回かトライしたのだけれど、予約が多くてうまくタイミングが合わないことが続いていた)


美容院にいた時、明日の午前中の予約の電話が入った。初めての女性客で「11時30分に代官山に着きたいので、11時には美容院を出たいのですが」とたずねてきたそうな。電話に出たあっこちゃんが社長さんに聞くと「そんな無計画な客、断っちまえ」と一刀両断(笑)。まぁ、確かに計画性はない。
あっこちゃんによると、赤坂は日枝神社やホテルが多く、披露宴に出席するために地方から上京してきて式場近くのホテルに泊まり、当日の午前中に髪や着付けを頼みに来るお客様がけっこういて、すでに来年の3月の予約も入っているとのこと。
そのお客様は、東京に出てきている娘さんが結婚するとのことで、九州からご両親と親戚が上京し、式の前に美容院を予約したそうで、こういうお客様の場合、着付けもある関係で貸切にしてしまうとのこと。しかも、年末には一度挨拶と打合せに来るという丁寧さ。
客を選ぶな、という方針も一方ではあるのだろうけれど、こういうお客様が多く、かつ常連客もしっかりついているこのお見せの場合、先ほどのような女性客はかなりツラいと思う。


社長さんは「声がカワイイ子は、実際に来てみてもカワイイんだよね。いや、容姿じゃなくて性格がさ。」とも言っていた。ワタシも、その人の性格はある程度声に出るものと思っているので「ですよね」と同意。
客商売に触れると、いろいろと考えさせられることがあるものだ。