枯れない涙

午前中、先日他界した同僚の奥様がワタシたちの職場にお見えになりました。
ワタシの向かいの同僚の席に座り、奥様は涙をこらえながら私物などを整理なさっていました。


派遣さんとワタシとで“職場での”同僚の話を少しだけ奥様とさせていただきました。
3人で涙をすすっていたのですが、でも、ほんの少しでも思い出を共有できて良かったと思います。


で、奥様が職場を後になさってしばらくしてから気づきました。



今日は彼の誕生日だった…。
だから今日だったんだ、きっと……。


奥様がいらっしゃる間に思い出さなければいけないことでした。
それで何をどう言葉にする、というわけでもないのですが。


それからもうひとつ。
先日の日記にもコメントで頂いていた通り、我が家の娘の中学合格を彼に報告しなければいけません。
彼とは時折子どもの教育のことで話をしていましたし、年賀状にも「お嬢さんの新しい春に向かって、受験ガンバレー」と書いてくれていました。
本当は今日奥様にお話をしようかとも思っていたのですが、涙の方が先に立ってしまって、どうにも話ができませんでした。



しばらくしましたら、きちんと報告をするつもりです。
まだまだ涙は枯れませんけれど。



p.s.
bubuさん、ありがとうございます。<(_ _)>
近々、Oさんも交えて、いろいろとハナシを聞いてやってください。