それぞれの「学び」


夕方6時過ぎ、1人の女性が事務所のドアを開けて中に入ってきました。
「息子がこちらの大学に合格しお世話になることになったので、どんなところか見に来た」
とおっしゃるので、少しご案内しようかと思い、館内の案内を取って傍のテーブルにお座りいただきました。
で、いろいろとお話を伺うと、ご自身でも小さな事務所を開いているが、経営のことは何もわからないので、息子がこういう大学(ってウチの経営情報学部のことです…汗)に入ったことを少し喜んでおられるご様子。
でも、ウチの大学のことは実はご存じでなかったようで、将来の就職についての不安も少なからずお持ちのようだったので、学部のカリキュラムのことはわからないまでも、社会人や企業・官公庁様を対象にした事業のお話を交えながら、この大学の特徴やこのキャンパスのことなどを少しご説明しました。
ご説明を差し上げながらいくつかのご質問にもお答えしたあと、最後にこのお母様は
「わたしでもこれから勉強ができるかしら」
とおっしゃっておられました。


ワタシたちは、このような方々にも支えられて活動している。
バタバタと仕事をしている合間に、そんなことを実感した時間となりました。