上司という生態系

午後本部で打合せをした同僚の上司は、とにかくメンバーを管理したがっているのだそうです。
年度の初めに自分が書いた線の通りに全員が動くことが理想。でも、そこに書いてあることは自分の課内業務に関することが主で、他部門(≒ユーザー、お客様)からの依頼事項は全て突発的なことで優先順位も下がるのだとか。
百歩譲って部下を管理するのは良しとしても、部下を自分の手足にして動かすのは、何かやりたいことがあってのことでしょう。その卓越(超越?逸脱?)したミッション定義の絵をぜひ見てみたいものです。


夕方、暑い中をオフィスに戻ると、今度は隣の課のみなさまの会話。
一番エラい方が「我々から見れば彼らはあくまで学生。学生はには守るべきルールがある。お客様扱いをしすぎて過剰反応をしてはいけない。」という話をして、それを聞くメンバーが大きく頷く、という図です。
学生と言っても、彼らは20歳前後の学生ではなく企業に勤務してキャリアのある社会人学生です。
程度問題と言うけれど、最初から見下ろした状態でバランス感覚がないのはあなた方ではないのですか?


博物館として見るには実にオモシロいですが、ここはワタシの勤めている法人です。
良くも悪くも?しっかり観察して自分の仕事に活かさなければいけません。