誰に対するパフォーマンスか

某部署のサイトは月に30万円かけてオーバーチュア広告をしているそうです。
「このキーワードはまるっきり引っかからない」「これは思ったよりイケそうだ」「クリック率を見ると少ないが、いろいろなことがわかってきた」「トータルでの効果はありそうだ」ということで、アドワーズ広告もやってみたいな…といった趣です。


すっごいお金と時間の使い方してるなぁ。
ある意味とってもうらやましい(ホントはちがうけど…笑)。


サイトのコンテンツや導線の見直しを横に置いて“見かけだけのSEO”をやっても、直帰する人をどんどん増やすだけだと思うんですけど。
これでまた一時的にコンバージョンレートが上がっちゃったりなんかしたら、ますます悲しい将来に向かって加速するようなものではないかと。
キーワードを知ることはとても大事なことですけれどね。


幸か不幸か、ワタシが担当しているサイトは、今はそれ以前のモンダイに取り組んでいます。
でも、次のステージは、おカネを出してキーワードを買うことではないと理解しているつもりです。