コストを見つめる

他部署向けのメモを作りながら、今自分が担当しているWebサイトの維持・運用経費を改めてはじいてみた。


全てのランニングコストを合わせても、外に出ていく経費は150万円に満たない。


このサイトのしくみやページ量、そして、ほぼ毎日何がしかの更新をしているということを考えれば、この金額は相場?の何割くらいになるのだろうか。
さらに言えば、ここ数週間はサイト改訂に伴ってページの表示確認やバックヤードの業務処理・運用システムの動作確認、セキュリティ強度のチェックなどを毎日のように行い、制作会社にフィードバックしている。
(そしてそして…そのフィードバックが反映されるスピードには“カメののろい”がかけられている)


サイト運用の仕事がイヤなわけではない。あれこれ試行錯誤することで学ぶことも少なくない。
しかし、ワタシはこの先、Webデザイナーやディレクターになるわけではなく、では今の仕事の意味や価値を「本当に」理解している人が周囲にいるかというと、もちろんいない。


ワタシの人件費の何割がWebサイトのメンテナンス作業に充てられているか、という観点で見れば、単純な“外部流出経費”だけを比べて結論づけて欲しくないところである。




…とは言っても、結局そういうところに落ち着いてしまうわけだが。