見上げるのではなく見下ろすのでもなく

高校グリーOB会・演奏会幹事会を実行委員長殿の邸宅で開催。
4つめのステージの曲選定と年明けからの練習計画について議論。


5月の演奏会までのプロセス設計の考え方については、参加者の間で意見が少し割れた。
各自が思うところにそれほどの差異はないが、表現や方法論には色が出る。




もうそろそろ、メンバーをコントロールする志向性からは脱したい、とワタシは思う。
(それとも、今回は最後までそれを貫くべきなのか…実行委員長殿は、まだ舵を切るつもりはないように思える)
「指揮者が練習中にもっと厳しく叱責していい。一度、意図的に“爆発”してはどうか」という意見が出たが、指導をする側に言わせれば、計算して怒ることなどできようはずがない。怒ることがあるとすれば、その前提には、メンバーのポテンシャルへの確信がある。
そうでなければ、“楽しい、ワクワクした練習”にはならないだろう。
また、「楽しさ」を「和気あいあい」という言葉に置き換え、そのことと「音楽性の追求」とは相容れない、と二律背反的に捉える向きに対しても、それをそのまま受け入れたくはない。


同じジタバタするなら、信じるものを見定めてからにしたいものだ。