自分の手

(前略)
ちなみに、この話を書いていて思ったのだが、プログラムの仕様書は料理のレシピに似ている。ソフトウェアのアーキテクトが自らプログラムを書いたり、下っ端のエンジニアの書いたコードをレビューするのは、レストランのシェフが自ら料理をしたり、下っ端の料理人の作ったスープの味見をするとの同じである。もちろん、レストランに行く側の立場になってみれば、そんなレストランで食事をしたいのは当然である。シェフがレシピだけ書いてキッチンにも立たないレストランには行きたくないし、ましてや自分で料理したこともないシェフが書いたレシピを元に作った料理がおいしいわけがない。

Life is beautiful:ソフトウェアの仕様書は料理のレシピに似ている より

『シェフがレシピだけ書いてキッチンにも立たないレストランには行きたくないし、ましてや自分で料理したこともないシェフが書いたレシピを元に作った料理がおいしいわけがない。』というたとえに激しく同意。


どんな仕事でもプロマネ1人で最初から最後までできてしまうわけではないし、技術者が健全なテクノロジーマーケティング的視点をどれだけ持てているか、という問いかけもできる。
でも、そうした逡巡?を超えて、上の一文には納得しました。