被害者意識

基幹システムの仕様変更に伴う業務運用変更の打合せ。


申込受付業務と各講座の定員管理を行う我々と、その後工程処理を行う業務担当部署スタッフとでは、やはりそれぞれで望む状態や環境に少しずつ違いがある。
ただ、それを承知の上で、何か選択肢がないものかとあれこれ考える。


…で、その結果、ワタシが折衷案?を出して了承を得、また、その議論のプロセスで、システム企画スタッフさんが新たなシステム仕様の選択肢を考えてくれて、それを実装できるかどうか検討してくれることにもなった。
なので、当初業務担当スタッフから挙げられていたキツい制約条件下での運用にはならずに済んだ。


ただ、打合せの途中から少し違和感を覚えていたので、散会後にシステム企画担当スタッフさんと立ち話をしてみたら、その違和感の出所がクリアになった。


業務担当スタッフは、自分たちを受け身の被害者と位置づけているが、彼らに非がないということはない。
確かに自分たちがシステムを組む訳ではないが、ある意味では最大のステークホルダーのひとつなわけで。
そうであれば、本当に必要な機能と付随する機能とをもっとしっかりと定義づけ、システム部門とより多くのコミュニケーションの機会をつくるべく動いて然るべきではなかったか。


今日の打合せも、そもそもは業務担当スタッフが我々に運用変更のお願いをするだけで終わりになりそうだったところを、ワタシが「関係者で集まって、状況の共有と運用の選択肢の検討をする場を設けましょう」と提案して(ねじ込んで?)時間を作っている。
システム企画担当スタッフさんも以前からそれに近い働きかけをしているようだが、彼らには、もっと主体的な動きを望みたいと思う。