数ヶ月と数年

夕方、嫁さんとお義母さんが入所している老健施設に出かけ、担当の相談員さんと少し話をした。
入所して2週間ほどになるが、まず相談員さんからは「在宅ではかなり苦労をなさったでしょう」とねぎらわれた。そして、食事や排泄の介護(特に排泄)については、一段階次のステージに進める切り替え時かも…とのお話をいただく。


3ヶ月後に一旦退所したときの状態によっては、デイサービスを使えないことが想定できる(というより、その可能性が高い)。その場合、ショートステイと、お風呂の入浴サービスを加えた在宅(ベッド等を借りる)を組み合わせた運用という選択肢が出てくる。すると、在宅時の排泄のことを考えると、今から少しずつ、トイレのトレーニングから切り替えていくことを考えてはどうか? その方が、本人も介護する家族もラクになるのでは…という提案である。


特養に入るまでの期間を3年から5年と捉えるとすると、日常の負荷を少しでも減らすことを考えなければならない。相談員さんは「もう少し様子を見ていきながら、退所時期が近づいてきたら改めて相談しましょう」とおっしゃってくれたが、それはそれとして、こちら側も先々のことを今から少しずつ想定していかなければ。