一方こちらは遅々として

朝7時にサテライトオフィスに出勤、小一時間ほど仕事をしてから某社様の研修立ち会いに向かう。


オフィス内会議室にお通し頂く。途中フロアに眼をやると、8時30分前でもかなりの人数の方々が出勤なさっていた。
すると程なくして、各所で大きな声での挨拶とともに朝礼らしきミーティングが始まった。なかなか壮観な風景である。


研修は8時50分スタート。事業部長、本部長の挨拶、私どもの講師の挨拶に続いて、16名の研修生の方々の自己紹介。
みなさま地方の工場にお勤めとあってか、わずかな口調に真面目なお人柄がにじむ方々が多い。中には、こうした研修への参加が初めてという方もおいでになり、やや緊張気味だった。
その後、昨年度ご参加の方々の研究テーマと成果発表を経て、お昼少し前から実際の研修内容に移る。


講義内容への反応を見る限りでは、基本知識の系統立った学習と職場での実践というカリキュラムには意味がありそうに感じる。
(この研修の歴史を思うと少し複雑な思いもよぎるが…)


夕方少し前に立ち会いを終え、事務局の方にご挨拶をして退出してから本部オフィスに戻る。
来月から始まる別の研修のテキスト原稿データの整備と印刷発注の下準備、来週立ち会う研修の担当講師への連絡、月次報告作成の準備(これは週末のお持ち帰り仕事)、MBO目標設定の付随書類作成の準備(これまたお持ち帰り仕事)、その他細かな事務処理等々…気がついたら夜9時を過ぎていた。


日中眼にしていたような方々のお役に立つ仕事に携わることは嬉しいが、彼らと違い、まだスタートラインには立てていない。