近づく冬

3連休で天気が良いのは今日だけ、という予報を聞き、それならば、と嫁さんと2人で鎌倉にでかけてみました(唐突か…苦笑)。


朝9時30分頃に北鎌倉駅に着くと、案の定スゴい人手。まずは円覚寺に。
境内はところどころに紅葉が見られます。

 


次に、線路を渡った東慶寺へ。
円覚寺の次ということもあってか、こじんまりした印象を受けました。お墓参りの方々を見かけました。

 


続けて浄智寺へ。
周囲の寺と同様に、丘を背負っています。ススキが印象的でした。

 


次は明月院です。
写真は撮りませんでしたが、方丈の和室に上がり、座ってお茶をいただきながら丸窓の外をしばし眺めました。

 


明月院を出てから、すぐ近くの「橘」というお店でお昼を取りました。12時の開店少し前に並んだのですが、予約のお客さんもいて、お店が開いた時にはもうほぼ満席。メニューは「たちばな弁当」1種類のみでしたが、ふろふき大根、煮物、鴨のローストなどいずれも美味しく、また天ぷらを温かいままで食べることができ、ご飯のふっくら加減も満足でした。


腹ごしらえをした後は、橘のランチョンマットに書かれていたマップのアドバイスに従って、亀ヶ谷坂切通しを登り始めたのですが、すぐ横にあった長寿寺がキレいそうだったのでのぞいていることに。
ここは周囲の他の寺とは違い、境内での一眼レフでの撮影を禁止していたので写真は撮れなかったのですが(コンパクトデジカメは可…以前に何かあったのでしょうかね)、方丈や書院から見る庭の景色はなかなかの美しさでした。ただ、逆に整いすぎていて、周囲の禅寺とは雰囲気を異にしてもいます。足利尊氏ゆかりの寺ということも関係しているのでしょうか。


長寿寺を出てからは、亀ヶ谷坂切り通し、化粧坂(けわいざか、と読むことを初めて知りました…苦笑)切通しを源氏山公園へ。なかなかアップダウンがキツかったです。
源頼朝像のある源氏山公園は、紅葉が実に見事でした。苦労して登ってきた甲斐がありました。

 


紅葉で目の保養をした後は、近くの銭洗弁財天に行き、年明けから諸々続く我が家の出費に備えるべく2人で1万円札をザルでしっかりと洗いました(笑)。

 


その後は、洗ったお札を乾かしながら鎌倉駅まで歩き、おみやげの鳩サブレを買って近くの喫茶店でひと息ついてから帰りの電車に。鎌倉駅ホームは上り電車を待つ人で混雑していたので、今年のお正月の時と同じく、下り電車でお隣の逗子駅まで行き、そこから引き返して座って帰りました。
そして最寄り駅に着いたのが夕方5時過ぎ。娘2人がまだ帰宅前ということもあり、疲れを癒すべく1時間ほど居酒屋さんでひと休み(苦笑)。




日中は暖かく、歩いていて時折汗ばむほどでした。北鎌倉近辺を歩く人たちも、上着を脱いでいる人が多かったです。そんな気候のせいか、鎌倉の紅葉の見頃はまだあと1〜2週間ほど先、という感じでしょうか。とはいえ、居酒屋さんを出ると、しっかりと冷え込んでいました。もうすぐ冬であることは間違いありません。
これからの寒い日々を前に、嫁さんと2人で良い1日を過ごすことができました (^^)