時の流れ

お昼過ぎから、某女子中学校の説明会&体験試験に参加しました。
この学校の入試は特に理科がユニークで、35分の試験のうちの約10分間ほど、その場で(つまり各教室で)実験や観察を行い、その内容をもとに問題が出題されます。他の教科も、奇をてらった問題が出るわけではなく、実に基本的な学力や日頃の努力の跡を見ようとする姿勢が感じられます。
自分で事実を丁寧に見ること。そして自分で考えてみること。
普通の偏差値レベルの学校なのですが、入試の出題傾向も含めたさまざまな取り組みが
『身をきたへ こころきたへて 世の中に 立ちてかひある 人と生きなむ』
という校歌が示す校風に良い意味で直結しているのだろうと思います。



実は、説明会が終わって帰宅したとき、職場の上司から同僚の訃報を聞きました。
夜、他の職場の同僚や以前一緒に仕事をしていた人たちにも連絡をしながら悲しみに浸っていたのですが、今改めて今日のことを思い直す中で、学校の資料の中からいろいろな言葉を見つけだすことができました。


「神は克服できない試練は与えない」
「三感四恩」
 *三感;感動、感謝、寛容
 *四恩;親、師、友人、社会の恩


彼からもいろいろなものをもらいました。
悲しみは悲しみとしながら、ワタシはこれからそれに報いていこうと思います。