気持ちの寄せ方

来週からの新規研修のお打合せで某社様を訪問。
前回の講師同行打合せ内容を経て研修スケジュールと運用の留意点などを再整理して臨んだ。
が、相変わらず教育担当者様は共感性のない言い回しで、かつ自身のこだわりを全く曲げずに当方に調整を求めてくる。
十分に予想できていたことで、打合せ前に何回か深呼吸をして自分にも言い聞かせてはいたのだが、時折不機嫌な思いが表情や言葉の端に現れてしまった。


1時間30分ほどの打合せを終え、お客様の事務所を出て最寄り駅に歩き始めてから程なくして、打合せに同席頂いていた研修実施部署担当者様が駆け寄ってきて「先ほどはありがとうございました…××の(教育担当者様)物言いがひどくて、本当に申し訳ありませんでした」とわざわざご挨拶を頂戴してしまった。
この担当者様は、前回の打合せでも、お互いの現状や当方の提案を良くご理解いただき受け入れてくださっていた。そして今回も、心持ちの狭いワタシの状況をお察しいただき気遣いを示していただいた。


確かに準備期間が短く、講師もワタシも決して十分とは言えない状態ではあるが、エンドユーザ部門にこのような理解者がいていただけることを糧にして、今できることを精一杯やることで、少しでも良い研修をつくっていこうという思いを新たにした。